男の本能

「やっぱり、綺麗な色してたね」

 

「やだ、恥ずかしいこと言わないでよ」

 

「恥ずかしくなんかないよ。美由紀さんのここ、すごく綺麗なんだね」

 

「他の女のなんか見たことないくせに、生意気だぞ」

 

美由紀さんは顔を真っ赤にして恥ずかしがっている。

 

僕よりずっと年上の女の人で、大人だって思ってたけど、こんなふうにするときは、とってもかわいくなるんだってこと、初めて知ったよ。

 

蜜液が溢れている場所に指を一本入れてみる。

 

グニグニ蠢いて、僕の指を飲み込んでいく。

 

左手で包皮をめくって露出させた薄ピンク色のクリちゃんを舌先で舐めながら、僕は中に入れた指を動かしてみた。

 

「あっ、ああっ、あぁん、いいっ!」

 

美由紀さんの両脚が閉じてきて、僕の頭を挟み込む。

 

クリちゃんを舐めるたびに、美由紀さんの中が蠢いて僕は指先から受ける快感だけで、ズキズキするほど硬くなってしまった。

 

「もっ、入れて」

 

「えっ、いいの?」

 

「お願いだから、ちょうだい。このままだと、おかしくなっちゃう」

 

童貞を捨てる瞬間、他の人はなにを考えたんだろう。

 

僕は、僕の頭の中は、もうなにも考えることなんかできなかった。

 

ムスコをアソコに入れる。

 

それだけだ。

 

考えているんじゃなくて、きっと、これは男の本能なんだ。

 

美由紀さんが自分の脚を抱えて開く。

 

入りやすい角度にしてもらったのに、僕はなかなかうまく挿入することができなかった。

 

「ここに、寝て」

 

温かくて、気持ちのいい女の肉が僕のムスコを包んでいる。

 

擦られたり、締めつけられたりするたびに、自慰では味わったことのない、強烈な快感が僕の体を駆け巡った。

 

「気持ち、いいでしょ」

 

「美由紀さん、ちょっと待って、やめてください」

 

「どうして?」

 

僕の意外な反応に驚いている美由紀さんをソファに横たわらせる。

 

「僕が、美由紀さんを気持ちよくしてあげたいんだ」

 

「童貞のくせに、生意気よ」

 

そう言った美由紀さんの頬は、赤くなっていた。

 

これ以上は無理ってくらいに脚を広げた美由紀さんのアソコを指で確かめる。